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Windowsのリモートディスクトップで「お使いの資格情報は機能しませんでした」と表示されログインできない時の確認ポイント

リモートディスクトップ(以降、RDPと記載)で、アクセス先に問題なくログインできているのに、なぜかそのアカウントでRDPするとエラーとなってログインができなかった時の確認ポイントをお伝えします。

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問題が発生した環境

今回問題が発生した環境を以下に明記します。

  • Windows Server 2025環境
  • VMwareの仮想環境にWindows Server 2025を新規インストール
  • VMwareのコンソールから、ローカルのAdministratorでログイン可能

VMwareのコンソールから、IPアドレスやWindows FWなどの初期設定を実施した後、ウィルスソフトなどのインストーラをコピーしたかったので、RDPでアクセスしようとしました。

しかし、何度試しても、別の端末から試しても、「お使いの資格情報は機能しませんでした」と表示されリモートからローカルのAdministratorでログインができませんでした。

具体的に試したこと

Googleでググって以下のようなことを試しました。

  • アクセス先のWindows Server 2025のリモートディスクトップの設定が有効になっているかの確認。
  • ユーザがリモートデスクトップ接続を許可されているかの確認。
  • RDPのポートの確認
  • グループポリシーでRDPが許可されているかの確認。
  • Windows FWの確認。
  • ホスト名/Administrator や ./Administrator といったユーザ名の指定
  • 資格情報の確認

今回Windows Server 2025を初めて導入したので、何か新しい設定をしなければいけないのかもと思い、それについても調べましたが、特に有効な情報はありませんでした。(パッチが当たった後にRDPが急に出来なくなったという情報はありました)

「お使いの資格情報は機能しませんでした」は、入力したユーザー名やパスワードが正しくない場合に表示されるのとのことでしたが、コンソールからはログインできるし、間違いなく同じパスワードをRDPでも入力していました。

結論は、アクセス先のキーボードの設定

Windows Server 2025をインストールした時に、キーボードの種類を、101/102を選択してしまっていたようです。これにより、パスワードに含まれる記号が、アクセス元のPCで使用している106/109キーボードの記号とは異なり、結果的にパスワードが違うものが設定されていました。

つまり、VMのコンソール上では、101/102キーボードでのパスワードになっており、これは問題なくログインができますが、RDPでは106/109キーボードで入力しているので、同じパスワード=同じキーを打刻していても、記号の部分が違って入力されていたのです…。

Windows Server 2025のキーボードの設定を直し、101/102キーボードで設定したパスワードを修正して、再度RDPでアクセスすると、問題なくログインができました。

これにハマっていた時間は、ざっと4時間…。ググって出てくる情報は片っ端から試したり、確認をしましたが、どれも解決に至らず。仕方なくコンソールで設定しようとPowerShellを起動して文字を入力した時に、あれ?入力している記号が出てこない、キーボードの配列が違う!と気がついたのでした。

RDPでログインが出来ずに困っている方の助けになれば幸いです。

今回はここまでです。最後までお読み頂きありがとうございました。