Windows Updateが進まない時に実施してみる3つの手順

Windows Updateは、Windows OSの問題を修正してくれる重要な作業になります。しかしながら、アップデートが途中で止まったり、更新に時間がかかったりと、よくわからない事が発生して、困った経験がある方も多いのではないかと思います。

ここでは、私が実際に経験して、対処した方法を紹介します。必ず問題が解決するとは限りませんが、一度試してみる価値はあるかと思いますので、参考になれば幸いです。

Windows Updateサービスの停止

まず、Windows Updateサービスの停止を行います。コントロールパネルから[管理ツール]ー[サービス]を開きます。その下の方に「Windows Update」という名前のサービスがあるので、こちらをダブルクリックして、プロパティを表示して、スタートアップの種類を「無効」にします。

ここで、Windows Updateのサービスを停止すれば良いと思うかもしれませませんが、Windows Udateが正常でないときは、うまくサービスの停止ができなかったりしますので、いらない事をせずに、無効にしましょう。

無効にすることが出来たら、OSを再起動します。再起動後、このサービスが無効化され、動いていない事を「状態」の項目から確認します。

不要なキャッシュファイルなどを削除

次に実施することは、Windows Updateの不要なキャッシュファイルなどを削除します。ググるといろいろな情報が出てきますが、私は以下のようなbatファイルを作成して、管理者として実行しました。このbatを実行すると、先に実施したWindows Updateサービスの無効化も元に戻しています。

net stop usosvc
net stop dosvc
net stop wuauserv
net stop bits
reg delete HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WaaSAssessment /f
reg delete HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WaasMedic /f
del /q C:\ProgramData\USOPrivate\UpdateStore\* /f
rd /s /q C:\Windows\SoftwareDistribution.old
del "C:\ProgramData\Application Data\Microsoft\Network\Downloader\*"
net start bits
sc config wuauserv start= demand
net start wuauserv
net start dosvc
net start usosvc

コマンドプロンプトを開いて、管理者として実行してください。batファイルとして実行しなくても、1行ずつコピペしながら実行しても問題ございません。

上記コマンドは全て正常に実行される訳ではございません。中には空振りするものもありますが、気にせず、一通り実行してみましょう!

再度Windows Updateを実行してみる

ここまで実行しましたら、再度Windows Updateを実行します。私は、なかなか進まなかったアップデートがサクッと終わりました。

Windows Updateがうまくいかない原因はいろいろあるのだろうと思いますが、一つの手段としてここで実施した手順が参考になれば幸いです。もしこちらでもダメでしたら、ググって他の手順をお試しください。

今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。